“都立の神様”文京、初Vへ8強「私学の3強が負けたので何が起こるか分からない」/うちの○神様

立志舎対文京 試合後、立志社の選手と握手をする文京・峰尾(撮影・保坂恭子)

<高校野球東東京大会:文京2-0立志舎> ◇22日◇5回戦◇大田スタジアム

8強の中で“唯一勝ち上がった都立の神様”として、文京(東東京)が頂点を狙う。

接戦を制して2年連続の準々決勝進出。背番号1の峰尾賢人投手(3年)は「戦いながら、チーム力が上がってきている。いいチームだなって思います」と自信をのぞかせた。

先発し、6回を被安打3の無失点。初戦から全試合で登板し「今大会で1番よかった。気持ちで投げました」。6回2死三塁では、適時二塁打を放ち、自らのバットで先制点を挙げた。

選手が主体性を持って動くのが文京野球だ。頭髪は自由。練習内容やメンバー選考も選手が行う。環境整備委員、学習風紀委員など、クラスと同じく野球部にも委員会がある。役割分担をして自主性に重きを置く。峰尾は練習提案委員で、投手陣をまとめる立場。元々、学校にあったメディシンボールを活用しようとYouTubeやネットで情報収集し、取り入れた。

01年に都立城東を率いて甲子園に出場している梨本浩司監督(59)は「私学の3強(帝京、関東第一、二松学舎大付)が負けたので、他の学校もここまで勝ったら何が起こるか分からないと思っているはず」。初の頂点も見えてきた。【保坂恭子】