プロ注目、霞ケ浦・木村優人が昨夏王者に完投勝利「自分の投球で甲子園に行ければ」/茨城

明秀学園日立対霞ケ浦 8回のピンチを抑え、笑顔の霞ケ浦・木村(左)(撮影・村山玄)

<高校野球茨城大会:霞ケ浦4-2明秀学園日立>◇24日◇準決勝◇ノーブルホームスタジアム水戸

霞ケ浦(茨城)の最速150キロ右腕・木村優人投手(3年)が昨夏王者の明秀学園日立に完投勝利した。2点リードの8回無死一、二塁。「変化球だと(相手の)タイミングが合ってしまうと思ったので、真っすぐで押し切ろう」と併殺を打たせ、後続からは三振を奪った。ピンチを力でねじ伏せ、普段はポーカーフェースの右腕が珍しくマウンド上でガッツポーズを作った。11球団17人のスカウトが熱視線を送る中、9回4安打2失点と流れを渡さなかった。

ロッテ榎アマスカウトディレクターは「フォークとカットボールで打者の体勢を崩せていた」と話し、DeNA進藤スカウト部長は「右打者のインサイドによく投げられている。ピンチの場面でも落ち着いていた」と賛辞を贈った。

26日の決勝は土浦日大と対戦する。春季県大会では1失点で完投したが0-1で敗れている。「周りの人の思いをくんで、自分の投球で甲子園に行ければ」とリベンジに燃えた。