<高校野球神奈川大会:慶応6-5横浜>◇26日◇決勝◇横浜スタジアム
慶応の通算525本塁打を誇る清原和博氏(55)の次男、清原勝児内野手(2年)が、春夏連続の甲子園出場を決めた。
慶応は9回、渡辺千之亮外野手(3年)が逆転3ランを放った。ベンチスタートだった清原は2点を追う8回1死一塁、代打で出場。横浜のエース杉山遥希投手(3年)のチェンジアップに空振り三振に倒れた。その後は守備につかず、ベンチから声援を送った。
自らの打席を「杉山投手の甘めのインコースに目付していた。でも杉山君が上でした」と振り返った。神奈川大会ではノーヒットに終わったが、「この大会はヒットは打てませんでしたけど四球もとれているのでそこは良いところかなと思います。同じ塁に出ることには変わらないですし、チームのためにもなりますから」と冷静に自分の役割を語った。
チームが9回に逆転すると、清原は目に涙を浮かべていた。「自分が打てなくて、すごく悔しくて。でも(渡辺)千之亮が打ってくれて、今まで思い込んでたこととか、全て頭に浮かんできてしまって、我慢したんですけど少し(涙が)出ちゃいました」と逆転の瞬間を振り返った。
今春のセンバツに続いての甲子園に「ほんとにすごい応援をして頂いたので、それをしっかり力に変えて甲子園で活躍したい」と誓った。
清原は2年生だが1年留年しており、今夏が最後の大会になる。
◆慶応 1858年(安政5)に創設された蘭学塾が前身の私立の男子校。高等学校は新制高校として1948年(昭23)に開設された。生徒数は2180人、野球部は1888年(明21)年に創部で部員数は107人。甲子園出場は春10度、夏は19度目。主な卒業生は楽天津留崎大成、ソフトバンク柳町達、ヤクルト木沢尚文。所在地は神奈川県横浜市港北区日吉4の1の2。阿久沢武史校長。