<高校野球大阪大会:関大北陽2ー1興国>◇27日◇準々決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム
阪神岡田彰布監督(65)の母校・関大北陽(大阪)が白熱の投手戦をサヨナラで制し、21年以来2年ぶりの準決勝進出を決めた。
先発の寺田温人投手(3年)が9回を完投。「気持ちの部分が自分の強み。そこしかない」と気迫の投球。サヨナラ勝ちを呼び込んだ。
辻本忠監督(46)は「寺田がよく頑張ってくれた。戦いに行く姿勢が出ていた。さすがエース」と手放しで称賛した。
寺田の熱投に応え見事サヨナラ打を打った谷晟樹(せいじゅ)内野手(2年)は「うれしい。迷ったら負け。思いっきり振ることを意識した」と笑みがはじけた。
この日の試合前日には、辻本監督の元に関大北陽OB会長を務める阪神嘉勢敏弘打撃投手(46)から連絡があった。「岡田監督がまた勝ったなと気にしてくれていると聞いた。大変な時期に母校を考えてくれている。喜んでもらえるように頑張りたい」と勝利での恩返しを誓った。【安岡拓磨】