<全国高校野球選手権:開会式リハーサル>◇5日◇甲子園
台風6号の影響で甲子園入りが当初の予定から遅れていた沖縄尚学が、開会式リハーサル後に甲子園見学を行った。
最速147キロ右腕、東恩納(ひがしおんな)蒼投手(3年)ら投手陣はマウンドに立って感触を確認。選手は打席に立ったり、外野を歩くなどして、球場の雰囲気を味わった。
チームは当初、2日の便で空路大阪入りする予定だったが、台風の影響で2日の便はすべて欠航に。だが、3日の臨時便に乗り込み、空路関西入りできた。比嘉公也監督(42)、佐野春斗主将(3年)、大城英健部長(75)だけは、7月31日に大阪入りしており、3日組み合わせ抽選会には参加できていた。
比嘉監督によると、合流した選手は「3日は(夜)8時過ぎに宿舎に到着して、バタバタする中で疲れているように感じた」という。だが、翌4日からは「久々に全体練習することができた。特にキャプテンが安心した顔をしていたので良かった」といい、元気に再始動した。選手の中には被災家族もいて「今でも停電が復旧していない家庭もあるみたい。大変だと思います」と気遣った。
そんな苦難を乗り越えて迎える初戦へ、指揮官は「沖縄県は今回の台風で大変なことになっているので、少しでも高校野球で元気になれるように、初戦突破を目指して頑張っていきたい」と奮い立った。
試合については、大会序盤を避ける特別措置がとられ、初戦は大会6日目の第1試合、いなべ総合(三重)との対戦となった。