【甲子園】日大三・小倉全由前監督 三木新監督にアドバイス「手堅い采配が勝利へ導いた」と評価

社対日大三 アルプススタンドで観戦する日大三・前監督の小倉氏(撮影・足立雅史)

<全国高校野球選手権:日大三3-0社>◇9日◇1回戦◇甲子園

日大三(西東京)が社(兵庫)を破り5年ぶりの白星を挙げた。今年3月に退任した小倉全由前監督(66)は、一塁側アルプスから、三木有造監督(49)の甲子園初采配を見守った。「手堅い采配だったね。下位打線に打てる打者がいるから、割り切ってバントをさせるか。難しい采配。よく勝利に導いてくれた」と、温かな視線をおくった。

甲子園前には、三木監督に「西東京大会よりも、甲子園の方が楽だよ。だから、思い切ってやればいいよ」とアドバイス。初戦へ送り出した。

立場が変われば見えるものも変わる。小倉前監督が初めての甲子園では、緊張のあまり試合前のノックもうまく打てなかったという。「選手にケガをさせちゃいけない、とか考えすぎちゃって。バットのヘッドがきかなくて、ボールの上っ面をたたいてはねてしまったり(笑い)。三木も監督になって初めて見えることがあるはず。プレッシャーを感じているんじゃないかな」と、自身の経験を振り返り、三木監督を思いやった。

この日、人生初のアルプススタンドから観戦した。「半分まだベンチにいるような…中間地にいる気分だよ。向こうに指示もできないし。ここで見ている方がキツいかな」と、慣れない甲子園に苦笑い浮かべたが、「ここは守備位置が見やすいね」と新しい発見も。まずは初戦突破したチームへ。「次も思いきり戦って欲しい」とエールを送った。