【甲子園】北海・小保内貴堂また打った!「ヒーローは遅れてやってくる」2打席目に同点タイムリー

浜松開誠館対北海 8回裏北海1死二塁、小保内は中前同点適時打を放つ(撮影・前岡正明)

<全国高校野球選手権:北海3-2浜松開誠館>◇14日◇2回戦◇甲子園

全国最多40度目出場の南北海道代表北海が、2試合連続サヨナラ勝ちで浜松開誠館(静岡)を下し、準優勝した16年以来7年ぶりの16強入りを決めた。

背番号17番の小保内貴堂外野手(3年)が2試合連続の活躍で存在感をみせた。1点を追う8回1死二塁の好機で中前へはじき返す同点の適時打。「自分がヒーローになると試合前から考えていた。チャンスで回ってきたら返してやるという気持ちしかなかった」と貴重な一打に胸を張った。

ラッキーボーイはこの日も絶好調だった。1回戦の明豊(大分)戦では途中出場で2点本塁打、タイブレークの延長10回には同点打を放つなど2安打3打点でサヨナラ勝利に貢献していた。

この日は1点を追う6回2死二、三塁のチャンスに代打で登場。遊ゴロに倒れ、得点をもたらすことはできなかったが、終盤しっかりと仕事をやってのけた。「ヒーローは最初にいなくて、あとから出てきて助けるのがヒーローだと自分は思っている。試合前からヒーローは遅れてやってくるとチームメートにも自分から言っていた」と有言実行だ。

打撃好調を維持し、17日の3回戦、神村学園戦でも出場機会をうかがう。「優勝だけ目指して、次の一戦をまずは取りたい」とチームのために「ヒーロー」は出番を待つ。【山崎純一】