<秋季高校野球静岡県大会予選>◇18日◇1、2回戦◇浜松球場ほか
秋季高校野球県大会予選が18日に開幕した。浜松球場ではオイスカ浜松国際が5-4で劇的なサヨナラ勝ち。湖西は浜松北を逆転の6-5で下し、新チーム初勝利を飾った。この日、県内で計4試合が行われ、26日には予選突破の39校が決定。今夏甲子園出場の浜松開誠館を加えた計40校が、来月9日の県大会に臨む。
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土煙を上げ、三塁から全力疾走した近藤康介外野手(2年)が本塁に頭から滑り込んだ。「よっしゃー!」。ベンチから選手が飛び出し歓喜の輪ができた。
1点を追う9回裏。出口宝来(たから)内野手(2年)が左前適時打を放ち4-4の同点。なおも1死二、三塁の好機にこの日、先制2点適時打を放った4番・鷲尾将平内野手(2年)が打席に立った。カウント1-1からのスクイズを外され、三塁走者・近藤が飛び出すかたちとなったが、迷わず本塁へ投入。相手捕手のタッチをかいくぐり生還した。好走塁で逆転サヨナラ勝ちを呼び込んだ背番号8は「めちゃくちゃうれしい。練習通りうまく右手が入った」と笑顔を見せた。今夏の選手権1回戦(4●7磐田南)でスタメン出場。2安打を放つも「あと一声の元気が足りない気がした」と後悔。新チームでは副将として常に元気を大切に、明るくプレーすることを心掛けたことが土壇場での原動力につながった。
永井浩二監督(52)は「初戦の硬さもあったが選手はよく頑張った。最後は結果オーライでした」と語った。次戦の代表決定戦に向けて近藤は「勢いに乗って県大会出場を決めたい」と意気込んだ。【山口昌久】