<全国高校野球選手権:慶応7-2沖縄尚学>◇19日◇準々決勝
慶応(神奈川)が沖縄尚学を逆転で破り、大正9年だった1920年以来、103年ぶりの4強進出を決めた。
2点を追う6回に打者10人の猛攻で6安打6得点。投手陣は先発の左腕、鈴木佳門投手(2年)から3人の継投で逃げ切った。
試合後、慶応・森林貴彦監督(50)の一問一答は以下の通り。
-試合を振り返って
選手たちの頑張りがすばらしいので、ここまで大きく成長させてもらっていると感じます。
-先制されてクーリングタイム
前半後半を第1試合に見立てて、第1試合は完敗だと。第2試合は頑張ろうという話をしました。
-6回表に打線つながった
前半戦が三振、三振で、東恩納くんの前にきりきり舞いだったので、打席に立つときに迷いをなくして、変化球と直球の両方を打つのは難しいから、自分が振りにいく球、球種、コースをしっかり決めていこうという話でした。
-各打者は実際は
打席を重ねるごとに投手の球に合ってきたのと、東恩納くんがたぶん前半、もっと完投ペースでのんびり投げたかったと思うんですけど、けっこう前半、力を入れてくれたと思うので、それでクーリングタイムのあとガクッとくるというのがうちの投手もあるので、それが6回にきたんじゃないかなと思います。
-打線の源は
ここに至るまで、大学生や高校生のコーチ、スタッフの分析がありまして、それがかなり功を奏していると思います。
-先発の鈴木選手について
合格点ですね。優勝するために、この試合を勝つために、それからチームが成長するためにということで、総合的な判断で鈴木を先発にしまして、5回2失点はよく頑張ってくれたと思います。
-継投は
この暑さの中でコンディションを整えながら、自分のできることをしっかりやってくれていると思います。
-103年ぶりの4強
まったくピンとこないですね。それだけ久しぶりのことを成し遂げられたというのは、選手たちの頑張りがすばらしいと思います。
-今後へ
間違いなく強い相手とやるということで、この3試合も、甲子園の舞台で素晴らしい相手と試合ができているので、それが最高の喜びですから、あまり結果の勝つ、勝つということだけではなくて、一瞬一瞬を味わいながら、いい顔してやりたいと思います。
-代打の清原選手は
彼の期待感とか、空気を変える役割ってのはあると思う。今回2打席もあってね、彼は結果は出なかったんですけど、でもそれが6回のチームの反撃にはつながったと思うので、彼はその間接的にあの逆転劇には、貢献してくれた。
-監督の狙い通り
そうですね。やっぱり代打清原で、わっとなる感じはもう前回も経験したので。それは期待しました。
-アルプスの応援、6回特にすごかった
はい。よく第1試合からあんなにアルプスが埋まってですね。前泊か夜行バスできてるのか分からないですけど、この応援あっての、うちの野球部と思ってますので、まだまだ恩返ししていきたいと思います。
-103年ぶりはピンと来ていないと
誰が生きてた頃なんだろう。もうでもそういう歴史的なね、うちの野球部にとっての1ページを刻むような戦いができてるっていうことはすごくそれはもう純粋にうれしいですしですし、まだまだ先を目指して頑張りたいと思います。
-延末選手も活躍した
彼はいつも冷静に、大村が熱くいろいろ語っても、延末はいつも冷静な視点でチームを見てくれてるっていうポジションなので戦術的・技術的なことも含めて彼はすごくたけてますし、試合後も練習試合後もミーティングしたときにあの場面はこうだったんじゃないですか、みたいなの彼は言えるので。難しいですけどいろんな意見を言える、それだけの知識とか積極性とかを持ってる選手です。彼に限らずいろいろ言ってくることあるんで、あんまり「お前どうした」みたいな感じではないです。別に文句とかそうじゃないですけど、「もっとこういう練習をしたい」とか「こういうのをやった方がいいんじゃないか」みたいな提案とか、そういうことを含めて結構出してもらうようにしてるんで。定期的にそれは。でも彼がやっぱり筆頭じゃないですかね。チームのご意見番みたいな子です。
-チームの競争をあおってる部分は
例えば4番バッター誰が打つかっていうのは去年の秋も、最終的には加藤でしたけど、このセンバツは福井でしたし、今この夏に向けて加藤がなってますけど、例えば4番バッター、俺も打ちたいと思ってるのは何人かいますしね。チーム内で少しでも競争をあおるというか、競争する環境をつくってあげるっていうのが指導者の一つの役割かなと思いますんで。その競争の中でみんなが実力を磨いて、切磋琢磨(せっさたくま)してきたっていうことの表れの1つだと思います。