関根学園13得点で快勝 山川徠輝主将が決勝打含む4安打「キャプテンとして打たなければと」

5-5の8回2死一、三塁で、勝ち越しの中前打を打つ主将の山川

<秋季高校野球 新潟県大会:関根学園13-5十日町>◇8日◇2回戦◇悠久山野球場

関根学園は十日町に13-5で快勝。二転、三転する試合だったが、5-5の8回2死一、三塁に主将の山川徠輝二塁手(2年)が勝ち越しの中前適時打を放つなど、4安打の大暴れだった。

喜びで沸く関根学園の三塁側ベンチを背に、主将の山川が一塁へ疾走した。5-5で迎えた8回2死一、三塁。2ボールからのファーストストライクを狙い澄まして中前に運んだ。「キャプテンとして、ここで打たなければと思った。(安川)監督からも『お前が決めろ』と言われた」。7回の守備ではこの日チーム唯一の失策。失点には至らなかったが自分を責めていた。「自分がやらないと」。失策をカバーしてあり余る勝ち越し打だった。

責任感は強い。「1年から出させてもらっているから、自覚と責任を持っている。夏以降は積極的にチームを引っ張ってきた」と言う。1年春からベンチ入り。同夏はベンチ外だったものの、1年秋から背番号4を背負った。率先して行動する姿勢を評価する安川巧塁(よしたか)監督(31)が主将に指名。勝ち越し打のほか、この日の6打数4安打、2打点は自覚と責任感の表れだった。

私学の強豪校の一角ながら、今春は3回戦敗退。夏は2回戦で加茂暁星に3-6で敗れている。「勝負の秋」と安川監督。秋初戦、13-5の快勝でスタートを切った。「秋は勝負だと思っている」と山川の思いは、指揮官と同じだった。【涌井幹雄】