U18W杯帰りの智弁学園・小坂将商監督が「馬淵イズム」注入 秋初戦コールド勝ち

4回、右越え満塁弾を放った智弁学園・浅井(左)(撮影・柏原誠)

<秋季高校野球奈良大会:智弁学園9-1大和広陵>◇16日◇2回戦◇ロートスタジアム奈良

夏の甲子園で2勝した智弁学園が、秋の初戦に快勝した。4-0の4回、浅井晴翔外野手(2年)の右越え満塁弾で突き放し、7回コールド勝ちした。

小坂将商監督(46)はU18W杯日本代表コーチとして世界一を経験。11日夜に奈良に戻ったばかり。チームを3週間近く空けての復帰だったが「走塁が全然ダメでしたね。本塁にかえれたのがいくつもあった。初戦の硬さもあったと思うけど、思い通りに動いてくれないのが新チーム。ちょっとずつ伝えていかないと」と不満げに振り返った。

チームに戻り、すぐにU18の経験を選手に伝えた。とくに強調したのは馬淵史郎監督(67=明徳義塾監督)が徹底したバントや守備など基本プレーの大切さ。自校の試合内容が甘く感じた理由もそこにある。「馬淵監督のスモールベースボールがすべてはまりましたからね」とチームに落とし込むつもりだ。

もう1つ、監督が語ったのは主将の重要性。高校ジャパンの小林隼翔主将(3年=広陵)の存在が大きかったという。新主将の知花琉綺亜内野手(2年)は「監督がいない間、チームに甘さが出ていた。主将でチームが変わるということを聞きました。僕も小林さんのように周りを見られる主将になりたい」と気を引き締めた。