センバツ絶望の仙台育英・須江監督「なんとかなるんじゃないかなって。慢心と呼ぶのか」一問一答

東陵対仙台育英 準々決勝で東陵に1-2で敗れ、下を向く須江監督(中央)(撮影・濱本神威)

<秋季高校野球宮城県大会:東陵2-1仙台育英>◇20日◇準々決勝◇宮城・石巻市民球場

夏の甲子園準Vの仙台育英が、東陵に1-2で敗れ、宮城県大会準々決勝で敗退。来春のセンバツ出場が絶望的となった。

試合後、須江航監督(40)の主な一問一答は以下の通り。

―悔しい敗戦になってしまいましたが

いや、もう、相手が強かっただけですね。はい。素晴らしい、よく対策をされて。選手もここ一番をやりきって、本当に素晴らしいチームだなと思いました。

―相手投手を打ちにくそうにしている印象があったが

いや、あの、なんでしょう、前半をパーフェクトに抑えられたので、そこからどうやって対応していくかなっていうことだったんですけど。まあ、全部がちょっと後手後手になっちゃいましたね。特別悪いプレーはなかったんですけど、状況を打破できる真の実力がなかったとしか言いようがないですね。

―チームとして上げていかなければいけないところ

やっぱりこの2年間ですか。ある程度、勝つっていうことが、なんでしょうね、全部の、全国大会に出場してきた。なんて言うんですかね、気持ちの緩みはないんですけど、心の深いところのどこかで、まあ、なんとかなるんじゃないかなって。大会に臨むにあたって。全然仕上がりは良くないけど、後でなんとか東北大会までたどり着けるんじゃないかな。で、東北大会までたどり着ければ、時間があるから、そこでもう1回頑張ればいいんじゃないかな、みたいな。深いところに、油断とはちょっと違うし、慢心と呼ぶのか…。取り組み自体は別に何も悪くないです。油断してるななんて思った瞬間は、この練習してる期間や、今朝、試合中もなかったですけど。深いところでの、理解をちょっと変えていかないといけないのかなと思います。いずれにしても、こんなに早く負けたことって、ほとんどないので。さかのぼれば、21年の夏にですね、県大会の4回戦で敗退してるっていうところから、22年と23年の物語になりましたから。いつも通り、負けから頑張るしかないかなと思いますね。

―冬、どういう風にしていきたいか

自分たちがどんな練習をするのか、よく考えて、自分たちが設定したことをやり切ってもらいたいと思いますね。そこに大人が適切にアドバイスをしたり、支えてあげたり。その進展具合がどうなのか確認しながら、お互い、選手も、スタッフ側もよくよく自己理解をして。自分たちが立てた目標をかなえるために必要な練習の量と質を、ひたすら続けていかないくしかないですね。もう来年の7月に向けて、全ての時間を無駄にしないように。負けた後ですから、順風満帆にいかなくて、さまざまうまくいかないことも出てくるでしょうけど、でも遠い遠い夏の開幕に向けて、心1つにやりたいなと思います。

―試合後、ベンチで選手に何か話されていた

いや、もう這い上がるしかないから、頑張るしかないぞって。もう過去には戻れないから頑張るぞって。なんか泣いてたんで。まあ、悔しくて泣いてたんでしょうけども。頑張るしかないっていう、もう頭の中を書き換えないといけないから。明日まで引きずられたら困っちゃうので、もう今日の中で、バスに乗ってグラウンドに着いたら、もう頑張るしかないと思って、やるしかないと思ってます。頑張るしかないですね。こんなもんです。いつもいつも勝てるわけじゃないですし。大体そんなもんで。ここの2年間、うまくいきすぎてますから。まあ、とても面白いですね。深みが出るじゃないですか。また、ここで頑張れば、夏に。