京都国際が近畿大会出場決定、エース中崎琉生が今夏甲子園出場の立命館宇治を3安打5K完封

秋季京都府高校野球大会 京都国際対立命館宇治 立命館宇治戦に先発した京都国際の中崎琉生投手(撮影・村松万里子)

<高校野球秋季京都大会:京都国際7-0立命館宇治>◇7日◇準決勝◇わかさスタジアム京都

京都国際は12安打7得点で今夏甲子園出場の立命館宇治に7回コールド勝ち。決勝進出を決め、近畿大会(21日開幕、大阪シティ信用金庫スタジアム)への切符をつかんだ。

打線は中盤、立命館宇治の身長195センチ右腕、十川奨己投手(2年)を攻略した。0-0の3回、連打で1死一、二塁。2番三谷誠弥内野手(2年)の犠打に敵失が絡み、先制した。4回には6番清水詩太内野手(1年)の中越え二塁打と、7番奥井颯大捕手(2年)の右前適時打で1点を追加。2人はともに2安打2打点の活躍でコールドへと導いた。

投げてはサイドスローの左腕エース、中崎琉生(るい)投手(2年)が3安打5奪三振で完封。直球とスライダーを低めに集め、打たせて取る投球が光った。ライバルの十川に投げ勝っち、「甲子園に出場していて、夏からとても意識していました。この悔しい思いを秋にぶつけるしかないと思って、練習に取り組んできたので、試合で出せて良かったです」と納得した。

中崎は今夏、立命館との準々決勝に先発したが、3回6安打、3失点で降板。先輩との最後の夏が終わった。「あの負けを知っているのは自分。自覚と責任を植え付けるために」新チームの主将に立候補した。

背番号1は2学年上の現DeNA森下瑠大投手(19)、前エースでプロ志望届を提出している杉原望来投手(3年)から3代続けて左腕。1学年上の杉原とは寮の同部屋で「あんなに気持ちの強い投手は見たことない。憧れて、自分も感情を全面に出して投げるようにしています」と先輩の背中を追いかける。

「近畿大会というスタートラインに立てて良かった」。兵庫県西宮市出身の左腕は今夏の悔しさを糧に、憧れの聖地へチームをけん引する。【村松万里子】