【国体】慶応・清原勝児「またこのメンバーで野球がしたい」高校最後の試合、仙台育英に完敗

仙台育英対慶応 仙台育英に敗れ、ベンチ前に整列する清原(後方右から2人目)ら慶応の選手たち(撮影・岩下翔太)

<高校野球鹿児島国体:仙台育英11-0慶応>◇9日◇1回戦◇平和リース球場

夏の甲子園で107年ぶりに優勝を果たした慶応(神奈川)は、仙台育英(宮城)に7回コールドで敗戦した。

仙台育英の先発、湯田統真投手(3年)を前に打線が沈黙し、5回まで無安打に抑えられる。6回1死から代打の安達英輝内野手(3年)が、チーム初安打の中前打を放ち、直後の丸田湊斗外野手(3年)が四球で出塁。その後も中飛と四球で2死満塁のチャンスをつくったが、延末藍太内野手(3年)は空振り三振で得点を奪うことは出来なかった。

投手陣は仙台育英打線に計13安打を浴び、勢いを止められなかった。

ベンチ入りメンバー18人全員が出場。日本一を達成した慶応野球部3年生最後の公式戦が幕を閉じた。森林貴彦監督(50)は「自信がない選手たちでしたけど、キャプテン中心に結束して前に進んで、新しい歴史をつくってくれて感謝していますし、彼らと一緒にこれから野球が出来ないのは寂しく思う」と話した。

NPB通算525本塁打を誇る清原和博氏(56)の次男、勝児内野手(2年)は0-5で迎えた6回の守備から三塁の守備についた。0-11で迎えた7回1死、大きな拍手に包まれながら、今大会初めての打席に立った。カウント1-0から仙台育英の仁田陽翔投手(3年)の149キロ直球を打ち返したが、右飛に倒れた。

高校生活最後の試合を終え「結果は負けだったけど、それ以上にこの仲間と最後いい舞台でやらせてもらえたのは感謝しかない」と語った。前日は父から「高校3年間やってきたものをだして悔いなくやってこい」と電話をもらった。「打てなかったけど、今までやってきたことが出せたので悔いは残らない」と胸を張った。「またこのメンバーで野球がしたい」。次の目標に向かって前を向いた。

--【国体】甲子園V慶応がコールド負け 仙台育英が夏のリベンジ 北海は神村学園に逆転勝ち/詳細--https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202310080000200.html-