【国体】土浦日大・塚原歩生真主将が執念の一打で逆転勝利「最終的には運が良かった」

土浦日大対履正社 9回表2死一、三塁、内野安打と敵失で勝ち越し三塁で両手を広げて喜ぶ塚原(撮影・山田愛斗)

<高校野球鹿児島国体:土浦日大8-7履正社>◇11日◇準決勝◇平和リース球場

主将の執念の一打でチームを逆転勝利に導いた。1点ビハインドの9回2死一、三塁。主将の塚原歩生真(ふうま)捕手(3年)が当てた打球は内野安打となり同点。直後に一塁走者が隙をついて失策の間にホームに生還し逆転に成功した。塚原は「最終的には運が良かった。最後に勝利できて3年間やってきたことは間違ってなかったと思った」と振り返った。

甲子園の経験が大きな自信につながった。慶応(神奈川)との準決勝では小宅雅己投手(2年)を前に打線が振るわず惜しくも0-2で完封負けを喫した。チームは7安打に抑えられたが、そのうちの1本が塚原の右前安打だった。甲子園優勝投手からヒットを打てたことが自信になってこの日の打席につながった。最後の打席では「打てる気はしていた」とドラフト候補の履正社・福田幸之介投手(3年)に食らいついて、低めの変化球にうまく反応した。

大学でも野球は続ける予定。「大学でも日本一を目指せるチャンスがあると思う。ここで満足せずに自分が出来る限りのプレーをしてまた活躍したい」と新たな夢に向かって前を向いた。