<高校野球秋季東京大会:二松学舎大付15-8日大三>◇14日◇2回戦◇スリーボンドスタジアム八王子
3年連続センバツ出場を狙う二松学舎大付が、今夏の甲子園3回戦進出の日大三との打撃戦を8回コールドで制し、3回戦進出を決めた。
二松学舎大付打線が、初回から畳みかけた。先頭の入山唯斗内野手(1年)が左前打で出塁し、四球と五十嵐将斗外野手(2年)の中前打で1死満塁とすると、椎名潤内野手(2年)の左前適時打で先制。さらに永尾愛蓮捕手(1年)が押し出し四球で追加点。その後も打線がつながり、初回から一挙5点をあげた。2回には1死二塁から五十嵐の左越え適時打で1点を追加するなど、効果的に得点を重ね、常に主導権を握った。
9日に1回戦を突破し、次の相手が日大三に決まると、選手たちの気持ちは高ぶった。「名前負けしないように向かって行きなさい。投手は逃げずに攻める。打つ方は積極的に打っていこうと話しをしました」と、市原勝人監督(58)。自分たちの強みは何なのか。主将の五十嵐は「技術よりも明るさ。全員で声を出して。明るさを1番重要視して、チームの雰囲気を全員であげて練習してきました」。再三の日大三の反撃にも、明るく前を向いた。元気に声をかけあい、粘り強く戦った。「粘りで勝つチーム。そこには自信があったので」。優勝を目指し、自分たちらしさを発揮して大一番に勝利した。
チームプレーに徹した。4番の五十嵐も強打者として注目されるが「3番に(強打者の)片井がいる。でも、全部打つわけではない。片井が打てない時に自分がどう助けられるか。片井がどれだけ楽に打てるかが大事なんです」と、4番であってもそれぞれの役割に徹し、打線がつながりチーム19安打15得点で圧倒した。
3年連続センバツ出場を目指す。昨年、一昨年は秋の東京大会で準優勝での出場だった。「1戦1戦勝ち抜いて、優勝を目指します」。力強く話すその顔は、4番の顔から主将にかわっていた。