「44年会」が続々センバツ当確 大阪桐蔭・西谷浩一監督「僕はLINEを使えないので…」

京都外大西対大阪桐蔭 ベンチからサインを出す大阪桐蔭・西谷監督(撮影・白石智彦)

<高校野球秋季近畿地区大会:大阪桐蔭2-1京都外大西>◇4日◇決勝◇大阪シティ信用金庫スタジアム

大阪桐蔭(大阪1位)が史上初の秋の近畿3連覇を果たした。

2回に賀川陽日内野手(2年)の中前打で先制。5回は敵失が絡んで2点目。先発した1年生の最速151キロ右腕・森陽樹投手が7回無失点。「相手を直球で圧倒するような投球をしたかった」と力をややセーブしながらも150キロに迫る速球で9三振を奪った。

8回からはエース平嶋桂知(2年)がピンチを招きながらも逃げ切った。

今大会は全15試合で本塁打なしと、めずらしい投高打低だった。大阪桐蔭も例外ではなく、4試合で16得点。一方、複数の投手にメドが立ち、試合運びは安定していた。

西谷浩一監督(54)は攻撃面に課題を求めた。「相手はいい投手だけど、もっと得点力をつけないと。打たされる打撃が多かった。もう少し自分たちの形で打てるようにしたい。(この秋は)思い通りにいかない方が多かったですね。勝って反省できることが収穫と言えば収穫でしょうか。しっかり鍛えていきたい」と緩む様子はなかった。

15日から始まる明治神宮大会に出場し、前人未到の3連覇を目指す。来春には4年連続のセンバツが待っている。西谷監督にはこれまでと少し違った楽しみがある。同学年の「昭和44年会」メンバーが率いる高校が軒並み、センバツを確実にしている。

この日対戦した京都外大西・上羽功晃(うえば・たかあき)監督(53)もその1人。関東大会では山梨学院・吉田洸二監督(54)が準優勝し、常総学院(茨城)島田直也監督(53)が4強入り。この日は中国大会で創志学園(岡山)が決勝進出した。東海大相模(神奈川)を率いていた門馬敬治監督(53)が、創志学園に移って初めて甲子園出場を確実にした。

西谷監督は「多いですよね。44年会のグループLINEがすごく盛り上がっているみたいです。僕はLINEをうまくあつかえないので、よく分からないのですが…(笑い)。あまり(甲子園で)当たらないようにしたいですね」と笑った。