日米通算4367安打のイチロー氏(50=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が16、17日の両日、沖縄・宮古島の宮古高校で硬式野球部員に指導を行った。
20年12月から始まった指導は智弁和歌山、国学院久我山(東京)、千葉明徳、高松商(香川)と続き、昨年は新宿(東京)、富士(静岡)、今年11月は旭川東(北海道)を訪問した。
◆智弁和歌山(20年12月2~4日)初日は「観察」、最終日にはフリー打撃も披露した。翌21年夏の甲子園前には「ちゃんと見てるよ」とナインにメッセージを届け、同甲子園で21年ぶりの頂点に立った。
◆国学院久我山(21年11月29、30日)フリー打撃で72スイングし11本の柵越え。リードの取り方など走塁技術も惜しみなく指導。4カ月後の22年センバツで初の4強進出と大躍進。
◆千葉明徳(21年12月2、3日)初めて甲子園出場経験のない高校を訪問。ナインだけでなく指導者にも助言。22年夏は甲子園出場した市船橋に4回戦で敗退。
◆高松商(21年12月11、12日)のちに巨人にドラフト1位指名される浅野翔吾らに、狙いを説明しながらフリー打撃を実践。ティー打撃で使用したバットをプレゼント。同校は翌22年夏の甲子園で8強入り。
◆新宿(22年11月26、27日)部員17人の文武両道の都立高校を自らの意思でサプライズ訪問。新宿ビル群が輝く環境に「都会だー」と声を上げるシーンも。
◆富士(22年12月3、4日)県内トップクラスの進学率を誇る進学校。富士山を望む同校グラウンドで指導。サプライズ登場に「ものまねの人ですか?」と戸惑せた。449球のノックを打ち込んだ。
◆旭川東(23年11月4、5日)あと1歩で甲子園に届かない伝統進学校からオファーを受け「未来の礎となるきっかけを残せたら」と訪問。打撃実演で教室の窓ガラスを割るハプニング。