昨春のセンバツで優勝した山梨学院の24年が始まった。
5日から練習を開始し、6日には酒折宮で勝利祈願を行った。
「2連覇」や「昨春センバツV」の肩書がついて回るが、新チームには昨春の優勝経験者がいない。ベンチ入りした1人を除くほぼ全員が、スタンドから応援。新チームは猛練習の末、接戦を勝ち抜き昨秋の関東大会準Vに輝いた。センバツ出場がほぼ当確とされる中で、春の連覇をかける。
吉田洸二監督(54)は全体ミーティングで「なぜ努力するかというと、甲子園で勝つチャンスをもらうために頑張るんだよ。努力したら絶対勝つじゃないよ、勝つチャンスをもらえる。練習しないやつはチャンスもないんだよ。君たちは少しの練習じゃ足りないから、例年の2倍冬練習をやろう」と熱を込めて語った。
何度も「力がない」と話す指揮官は「ひと冬でふた冬を超えるイメージ」とテーマを設定。朝8時から夜6時まで、45分程度の昼休憩や補食を挟みながらストイックな練習を続けている。今冬は通常のバッティングや守備に加え、丸太ダッシュや山登りなどの体力強化を重点的に取り組んでいる。
練習メニューを考案し、技術指導する吉田健人部長(27)は「試合がない今だからこそ取り組めることを今は一番やらなきゃいけない」と部員たちに話し、1日の練習を締めた。
秋から1年生で4番を打つ梅村団内野手は、「今までこんなにきついことしたことなくて、もちろん苦しいところもあるんですけど、スタッフのみなさんが声をかけて盛り上げてくださる。きつい中でも良い雰囲気でやっているので、乗り越えられます」とすがすがしい表情で話した。