第96回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が8日、大阪市内で行われた。史上最多タイ5度目のセンバツ制覇を狙う大阪桐蔭は、甲子園で優勝経験のある強豪が5校もひしめく“死のブロック”に入った。1回戦は聖地で初対戦となる北海(北海道)に決定。西谷浩一監督(54)は、甲子園の通算勝利数の歴代最多記録68勝まであと1勝に迫るが、厳しい戦いが待っている。
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抽選会場のヤグラ表の「大阪桐蔭」の周りに、次々と強豪校のプレートが埋められていった。昨年準優勝の報徳学園と同ブロックに。その後、昨秋の関東王者の作新学院、常総学院、愛工大名電と入った。春夏通じて甲子園での優勝経験がある高校が8校中で5校も名を連ねた激戦区。西谷監督は表情を引き締めた。
「楽に勝てるところはないので、次のことは考えられません。まずは北海高校さんとの対戦に向けて、しっかり準備したいと思います」
過密日程が“死のブロック”に拍車を掛ける。第5日は1回戦終盤で、初戦突破しても2回戦では中2日の第8日に神村学園-作新学院の勝者と戦うことになる。エースナンバーを背負う平嶋桂知(かいち)投手(3年)を中心に、森陽樹投手(2年)、中野大虎(だいと)投手(2年)ら150キロ前後の直球を投げる投手が複数そろう。指揮官は「誰かが抜けてこないと勝ち上がれない。誰が本当のエースになるか、楽しみにしています」と期待した。投手力の高さで、厳しい戦いを乗り越える。
西谷監督は甲子園の通算勝利数が高嶋仁氏(智弁学園、智弁和歌山)が持つ歴代最多68勝まであと1勝に迫っている。「最多勝よりもとにかく勝ちたい。勝っていけばそれ(記録)にもつながると思います」。大記録を通過点に、史上最多タイの5度目のセンバツ王者へ突き進む。【古財稜明】