<センバツ高校野球:開会式>◇18日◇甲子園
第96回選抜高校野球大会が開幕した。気温10度以下の寒さの中で、午前9時から開会式がスタート。大会入場行進曲であるシンガーソングライターのあいみょん(29)の「愛の花」の演奏が行われる中、前回大会優勝校の山梨学院、準優勝の報徳学園(兵庫)が先陣を切り、出場32校の選手が右翼ポール付近から入場した。
元日の能登半島地震で被災した石川・輪島市内に学校がある日本航空石川の校名が司会者からアナウンスされると、場内の観客からひときわ大きく、長い拍手が送られた。出場校の選手が入場行進を終えて外野に整列後、国旗を掲揚する前のタイミングで、能登半島地震の犠牲者に黙とうがささげられた。選手宣誓を行った青森山田・橋場公祐主将(3年)は、全力プレーで被災地に元気を届けることを誓った。
開会式の司会はNHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門で優勝し、生まれつき視覚障がいがある岐阜北新3年の古田桃香さんと、アナウンス部門で優勝した諫早(長崎)新3年の古賀美希さんが務めた。君が代の独唱はこの春大学に進学する島根県立松江北高の門脇早紀さん(3年)が務めた。
また、開会式の前には昨年10月に死去したシンガー・ソングライターで大会歌「今ありて」を作曲した谷村新司さんの追悼動画が甲子園大型ビジョンに上映された。