【センバツ】宇治山田商が初戦突破 離脱者続出も「焦りはなかった」と伊藤大惺主将

宇治山田商対東海大福岡 東海大福岡に勝利し、応援席に向かって笑顔で駆けだす宇治山田商ナイン(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:宇治山田商5-4東海大福岡>◇21日◇1回戦

16年ぶり2度目出場の宇治山田商(三重)が、アクシデントにも動じず、2回戦へコマを進めた。

選手の体調不良で当日に2選手を変更。さらに、試合が始まっても、3回に中川春輝内野手(3年)が頭部死球を受けて途中退場。6回には郷壱成外野手(2年)が負傷交代するなど、離脱者が続出した。

それでも、伊藤大惺主将(3年)は「焦りはなかった」と言う。「ずばぬけた選手はいないので。持ち味のつなぐ野球ができたと思う」。

5-4の9回裏に先頭打者が出塁した場面では、昨秋の東海大会豊川戦で逆転負けを喫したシーンが脳裏に浮かんだが「同じシチュエーションだと思ったけど、粘りきって、やってきたことをしっかり証明しようという思いになった」と強気で立ち向かい、1点差を守り切った。

スタンドの応援も力になった。午前3時発のバスで三重・伊勢市内から駆けつけた約360人がスタンドでメガホンをとった。道中も、選手ごとに用意した9種類の応援を練習。

主将はその熱い応援に感謝し「スタンドから声援頂いたので、それを力に変えて頑張ろうと思いました。次の試合も一戦必勝で。離脱者も出たけど、その人達も合わせて全員で次の勝利を勝ち取りたい」と誓った。

初戦を突破した宇治山田商は、24日に中央学院(千葉)と対戦する。

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