【センバツ】昨春準Vの報徳学園がタイブレーク最多更新3勝目!斎藤佑征サヨナラ打「うれしい」

愛工大名電対報徳学園 サヨナラ勝利した報徳学園ナインは笑顔を見せて喜ぶ(撮影・上田博志)

<センバツ高校野球:報徳学園3-2愛工大名電>◇22日◇1回戦

逆転の報徳、タイブレークの報徳だ! 昨春準Vの報徳学園(兵庫)が延長10回裏、4番斎藤佑征内野手(3年)の人生初サヨナラ打で初戦突破。ヒーローは「後ろにつなぐ意識だった。みんなのために打ててうれしい」と笑った。

6回に1点を先制されたが焦りはなかった。「1点差だったら終盤で勝負できる。俺らの時間だと思った」。7回に同点とし、10回は1点差を追いついた後、斎藤が初球を中前にはじき返して決着をつけた。「4番らしい仕事ができて良かった」。公式戦自身初の3安打目で、甲子園最多となる3度目のタイブレーク勝利に導いた。甲子園で同制度での複数回勝利は報徳学園のみ。同校を紹介する際の有名な枕ことば「逆転の」に「タイブレークの」も加わりそうな強さだ。

前の試合では、同校OBで大阪桐蔭を率いる西谷監督が監督通算最多に並ぶ甲子園68勝目を挙げた。大角健二監督(43)は「普段から気にかけていただいて、母校を愛してくださっているので本当に私もうれしい」と励みに変えた。昨春はあと1歩で頂点を逃した。斎藤は「去年の先輩方の忘れ物を取りにくるために今回出ている。初戦は大事にしたかった」とひと安心。逆転勝ちで勢いが加速した昨春と同様、今年も好発進した。【林亮佑】

◆報徳学園サヨナラ 報徳学園のサヨナラ勝ちは春夏通算12度目。学校別では最多の中京大中京(13度)に次いで2番目に多い。3位はPL学園の10度。

◆タイブレーク 甲子園では春夏通算19度目で裏の攻撃チームが13勝目。報徳学園は昨春の東邦戦、仙台育英戦に次ぎタイブレークで3戦3勝(全てサヨナラ勝ち)。

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