<センバツ高校野球>◇24日◇甲子園
大会6日目は2日連続で順延が決まり、注目を集める日本航空石川-常総学院(茨城)の1回戦は25日に持ち越しとなった。
元日の能登半島地震で被災した同校の応援に、同じ能登地区の高校13校が23日、甲子園球場を訪れた。そのうちの3校70人はこの日、大型バス2台で再び甲子園へ。朝6時に名神道・草津サービスエリアを出発し、7時には球場近くの駐車場で待機していたものの中止が決定した。
石川県高野連の佐々木渉理事長(50)は「明日は平日で、それぞれの部活動もあります。残念ながら自然解散という形になると思います。自然には勝てませんね…」と説明。甲子園での応援は、2日連続の順延によって難しくなりそうだ。
23日は150人以上の能登地区の高校生が聖地を踏み、ランニングをしたり校歌を歌ったり、思い思いに過ごした。震災を機に、能登では野球から離れることを考えている生徒もいるという。
日本航空石川の中村隆監督(39)は「実際に(甲子園で)試合をしているところを見ていただいて、何かこう、高校野球に対する気持ちだったり、前向きに甲子園を目指したいっていう気持ちがわいてくれるのが僕らもありがたいと思っていたので。(球場でなくても)そういう時間を共有できればいいなと思います」と話している。【金子真仁】