【センバツ】「8番左翼」報徳学園・辻本がV打「勝てる時は、下位が仕事をする」大角監督

中央学院対報徳学園 4回裏報徳学園1死一、三塁、辻本は右前適時打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<センバツ高校野球:報徳学園4-2中央学院>◇30日◇準決勝

「8番左翼」で出場した報徳学園・辻本が勝ち越しに成功した。1回戦の愛工大名電戦以来の安打だ。

4回1死二、三塁で相手エース蔵並のフォークを右前に運んだ。「自信を持って打席に立って、最悪自分が打てなくても間木が打てる」。言葉通り、続く9番の先発間木が一塁手の前へボールを転がし、追加点となるスクイズに成功。大角健二監督(43)は「勝てる時は、下位(打線)が仕事をする。あのタイムリーは大きかった」とたたえた。