能登半島地震で被災の日本航空石川、控え選手が東京・青梅市の新しい寮に生活拠点移す

新たな拠点先となった明星大・青梅キャンパスの敷地内で笑顔を見せる日本航空石川・藤本(左)と田中丈(撮影・佐瀬百合子)

能登半島地震で被災し、今春センバツに出場した日本航空石川の控え選手たちが22日、東京・青梅市の明星大キャンパスにできた新しい寮に生活拠点を移した。23日から練習を再開する。

主力選手は石川・輪島市内の同校で生活し、27日の春季大会初戦に向けて練習を行っている。同校はボランティアの拠点になっているため、収容能力の関係で全部員が集えない。春季大会後に新拠点となる青梅へ主力選手も合流する。5月3日に準々決勝が行われる。勝ち進んだ場合、控え選手たちは同2日に輪島へ応援に駆けつける予定だ。