巻・小越太一が勝利の口火 7回勝ち越し二塁打から一挙7点 自身の失策取り返す 春季新潟大会

<春季高校野球新潟大会:巻9-2新潟工>◇26日◇新発田市五十公野公園野球場ほか◇1回戦1試合、2回戦8試合

巻が新潟工に9-2でコールド勝ちを収めた。6番小越太一三塁手(2年)の勝ち越し打が勝利の口火になった。

2-2の7回裏無死三塁から右越えの適時二塁打。「追い込まれていたが、外の直球を打てた」。ここから打線がつながり、この回は計5安打に4四死球を絡めて一挙7点で勝負を決めた。5回表の守備では自身の失策で先頭打者を出塁させ、一時勝ち越された。「ここで絶対に逆転する、という気持ちで打った」と名誉挽回に表情を緩めた。