智弁和歌山が4強入り 4番花田悠月は木製バットで2安打1打点「芯で捉える感覚が良かった」

粉河との準々決勝で木製バットを使い、2安打1打点をマークした智弁和歌山・花田(撮影・古財稜明)

<春季高校野球和歌山大会:智弁和歌山10×-0粉河>◇27日◇準々決勝◇紀三井寺運動公園野球場

智弁和歌山が粉河に6回コールド勝ちで、4年連続の4強入りを果たした。プロ注目の4番、花田悠月内野手(3年)は2安打1打点と奮闘し、チームの勝利に貢献。花田は「自分の結果っていうよりも、何より勝ったっていうところが一番です」と振り返った。

昨秋から木製バットを使い続けており、今春3月から8本塁打をマーク。3月3日の耐久(和歌山)との練習試合では金属バットで2発、木製バットで1発と3打席連続本塁打を放ち、強烈なインパクトを残した。高校通算は12発だが、量産体勢に入っている。「低反発(バット)になってから、僕的には木の方が芯で捉えた感覚良かったんで、木でやってます」と明かした。夏の大会でも木製バットを使用する方向性だ。