唯一聖地を知る札幌大谷・増田智紀主将「まず1勝」日本一知る指揮官と甲子園目指す/南北海道

2年ぶり甲子園を目指す札幌大谷・増田主将(左)と五十嵐監督(撮影・保坂果那)

第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)の南北北海道大会組み合わせ抽選会が5日、行われた。南大会では札幌大谷が、12日の1回戦で知内と戦うことが決まった。

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札幌大谷が、日本一を知る指揮官とともに2年ぶり甲子園を目指す。1年生スタメンとして現メンバー唯一、聖地を経験した主将の増田智紀内野手(3年)は「1点ずつ取って、まず1勝」と、目の前の戦いに集中する。

今春から前部長の五十嵐大氏(37)が監督に就任した。現役時代は駒大苫小牧で04、05年に全国制覇したメンバー。04年決勝では3安打を放ち、北海道勢初の日本一に貢献した。あれから20年。「早いのか遅いのか…」と懐かしみながら振り返り、「選手の時から甲子園はあこがれの場所、夢の場所。一戦必勝で頑張りたい」。立場は変わっても、聖地への思いは変わらない。たどり着くまでの大変さも知っている。「簡単じゃないという話をたくさんしてきた。どう乗り越えてくれるか」と選手に期待する。

昨秋、今春と2季連続で全道大会初戦敗退。挑戦者の気持ちを忘れず、チームの合言葉は「下克上」。メニュー表には毎回その文字がデザインされており、目に入るようにして意識している。

主将は春までエース右腕・菊地大一投手(3年)が務めていたが、夏から増田が引き受けた。この日、初めてエスコンフィールド北海道を訪れ「ここでやりたいって思いになった」と、準決勝、決勝で自分たちが戦う姿をイメージした。「大監督は情熱的。置いて行かれないように、食らいついていく」と、指揮官とともに聖地へ挑戦する覚悟を決めた。【保坂果那】

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