V候補の桐光学園が好投手相手の接戦制す 1点差でエース代えた野呂監督の夏采配ズバリ/神奈川

横浜栄対桐光学園 桐光学園先発の法橋(撮影・野上伸悟)

<高校野球神奈川大会:桐光学園2-1横浜栄>◇10日◇2回戦◇サーティーフォー相模原球場

優勝候補の一角となる桐光学園が今夏初戦を迎え、接戦を制した。

横浜栄・本多凌投手(2年)は130キロ台後半の直球と鋭いカットボールの持ち主。プロ5球団が視察する中、ドラフト候補の森駿太内野手(3年)が2打席連続で空振り三振を喫するなど、8回まで8つの空振り三振を奪われたものの、5回のワンチャンスでたたみかけた。

野呂雅之監督(63)は「本多君は前評判は聞いていたんですけれど、非常にマウンドで楽しそうに自分の投球をされていたので。終わってみれば勝てたのでナイスゲームでした」と振り返った。

野呂監督が判断した継投も光った。先発の法橋瑛良投手(3年)は6回1失点。右腕エースは68球を投げ、初めてボール球が2球続いたのが62~63球目、ストライク率約79%と抜群の制球力が続いていたものの、指揮官は1点リードの7回から加賀滉太投手(2年)にスイッチした。

「少し浮いてきた。要所要所は抑えると思ったんですけど、夏はそんなに甘いもんじゃないので。3巡目、4巡目は慣れてきて、強く振れてきたりというのもあるので」

緊迫の3イニングを0に抑えた2年生右腕にも自信になった。指導歴39年。5-2で勝つことを理想とする野呂監督の、百戦錬磨ぶりがにじむ夏采配だった。【金子真仁】

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