羽生一・帖佐漣音、連合+連合7校応援団+弟“仲間”の声援を背に戦い抜いた/埼玉

羽生実・羽生一・児玉・深谷対所沢商 羽生実・羽生一・児玉・深谷の応援席から声援を送る岩槻北陵・栗橋北彩・幸手桜の連合チーム(撮影・野見山拓樹)

<ラストカレンダー~夏の終わり~ 羽生一・帖佐漣音(3年)>

<高校野球埼玉大会:所沢商11-0羽生実・羽生一・児玉・深谷>◇11日◇1回戦◇県営大宮

「1点ずつ返すぞ」「ここからここから」。羽生実・羽生一・児玉・深谷の応援席には、岩槻北陵・栗橋北彩・幸手桜の連合チームが応援に駆けつけ、大きな声援を送った。

羽生実と羽生一は、春季大会まで応援席にいた3校と連合を組んでいた。各校の人数の関係で連合チームが再編され、今夏は別々のチームで戦うことになった。それでも、春までともに戦った「仲間」のため、応援席の連合チームは必死に声を出した。

羽生一に通う帖佐漣の弟、栗橋北彩の結人(1年)も、応援席から兄に大きな声援を送った。兄から安打は生まれなかったが、結人は「兄はチームのために声を出したりいろいろなポジションをこなしたりしていた。お疲れさまと言いたいです」と話した。

帖佐漣は「声援は聞こえていた。みんなの気持ちを背負って打ちたかったけど」と悔やんだ。それでも「仲間」の声援を背に戦い抜いた。15日には弟の連合チームが初戦を迎える。「自分の代わりに弟には安打を打ってほしい」。連合から連合へ、兄から弟へ思いは託された。【野見山拓樹】