<高校野球大阪大会:関大北陽4-3汎愛>◇13日◇2回戦◇南港中央
阪神岡田彰布監督(66)の母校、関大北陽(大阪)の「玉ちゃん」こと玉木大也外野手(2年)が、決勝2ランを含む3安打2打点の活躍で3回戦進出へ導いた。「5番左翼」で出場。2回無死二塁から「後ろにつなぐことを考えながら、自分のスイングをしっかりすることを意識した」と汎愛の好投手・森口大雅投手(3年)の直球を引っ張り、弾丸ライナーで左翼芝生席に運んだ。豪快な1発でチームに流れを呼び込んだ。
身長177センチ、体重94キロの大砲。「食べるのが好き」と1食でお米を600~700グラムと大量のおかずを毎日食べ続け、パワフルな肉体を作り上げた。入学時は105キロあったという。高校通算15本塁打で、低反発バットは7本目。辻本忠監督(47)は「玉木だけ新基準(バット)関係なしです。当たればいきます」とうなずいた。
昨季は先輩の岡田監督率いる阪神がリーグ優勝と日本一を達成。辻本監督は「プレッシャーになります」と苦笑いしつつ「野球の話をすごくされていて、うちの選手にもすごく響いている。めっちゃ勉強になっています」と「岡田語録」を毎日熟読している。昨夏の大阪大会は4強で敗退しただけに、玉木は「大阪1位を目指して、甲子園で全国制覇することを目標に、1戦1戦勝っていきたい」。25年ぶりの夏の甲子園へ、長距離砲が一肌脱ぐ。【古財稜明】