<高校野球宮城大会:聖和学園1ー0東北学院>◇13日◇2回戦◇石巻市民
“東北の佑ちゃん”が初戦突破を呼び込んだ。聖和学園(宮城)の先発、斎藤佑樹投手(3年)が東北学院を相手に6回無失点。6回2死二、三塁のピンチも三邪飛とし、冷静に切り抜けた。06年夏の甲子園でエースとして早実を初優勝に導いた元日本ハムの斎藤佑樹氏(36)と同姓同名だ。同氏は早実時代、マウンドで汗をハンカチで拭う姿から「ハンカチ王子」の異名を取った。“東北の佑ちゃん”はハンカチこそ持ってなかったが、本家さながらにピンチの場面でも涼しい表情を崩さずに投げた。
「佑ちゃん」が優勝投手に輝いた06年度に生まれた。「家族は野球をやっていないので、画数が良くてこの名前(佑樹)になった」。同姓同名の偉大な先輩に「甲子園で優勝を経験しているので尊敬している」。3季通じて初の県王者に輝いた昨秋。今夏は聖地への切符をつかみ「佑ちゃん」と同じマウンドで腕を振るつもりだ。