大阪桐蔭初戦突破「エンジン全開」中野大虎が満点“快投”「1週間前から準備」5回無失点/大阪

東対大阪桐蔭 力投を見せる大阪桐蔭先発の中野(撮影・上山淳一)

<高校野球大阪大会:大阪桐蔭10-0東>◇14日◇2回戦◇シティ信金スタ

今春センバツ8強で2年ぶりの夏の甲子園を目指す大阪桐蔭が、6回コールド勝ちの快勝で初戦を突破した。先発した最速149キロ右腕の中野大虎(だいと)投手(2年)が5回2死まで完全の5回無安打無失点。「大阪桐蔭の初戦を任されたということで、しっかり初回からエンジン全開でいこうと思ってマウンドに上がりました」。満点“快投”で役割を全うした。

先発は試合当日の昼、試合会場へ向かうバスが出発する前に告げられた。「1週間前から今日に合わせて、先発でも中継ぎでもどこでもできるような準備をしてきました」。西谷浩一監督(54)は「状態も一番良かったですし、投げたそうにずっとしてたんで、中野にしました」と説明。背番号1の最速154キロ右腕、平嶋桂知(かいち)投手(3年)も控えるが、指揮官は「投げたものがエースだと思っています」と背番号11への信頼は厚い。

中野が生まれる前に亡くなった母方の祖父・杉山力さんが阪神の私設応援団長だったこともあり、「大きい虎とつけてくれ」という思いが込められ「大虎」と名付けられた。昨夏はボールボーイとして大阪大会決勝での敗戦を目の当たりにし、今春の大阪大会では大院大高に敗れて8強で敗退。「何がなんでも勝って、もう1度甲子園にいく」と決意は固い。【古財稜明】

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