昨夏王者の市和歌山が初戦敗退 左手薬指骨折から復帰した麹家桜介は涙「僕の力不足」/和歌山

田辺対市和歌山 試合に敗れベンチ前で泣き崩れる市和歌山ナイン(撮影・古財稜明)

<高校野球和歌山大会:田辺6-0市和歌山>◇15日◇2回戦◇和歌山市紀三井寺

昨夏王者の市和歌山が、田辺に完敗して初戦で散った。

1年生右腕の丹羽涼介投手を先発に抜てきし、4回2失点と粘投も、リリーフ陣が田辺打線につかまった。打線も幾度と訪れたチャンスで得点につなげることができなかった。

昨夏の甲子園にも出場した麹家桜介(こうじや・おうすけ)捕手(3年)は、6回の守備から途中出場。今春の和歌山大会期間中に打撃妨害をした際に左手の薬指を骨折し、そこから約2カ月ぶりの実戦復帰だった。

試合後は目に涙を浮かべて言葉を詰まらせながら「今日、最後試合に出してもらって、今まで高1の秋から背番号2をもらって、4番も打たせてもらって、やっぱり最後の最後で逆転したかったんですけど、僕の力不足。もっとチームとして頑張っていきたかった気持ちはあります」。高校生活最後の打席となった8回1死一塁からは左前打をマーク。「打席でも後悔なくフルスイングすることを決めていたので、最後に後悔はないです」と胸を張った。

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