拓大第一が大金星、2年生の岡部蓮が大仕事「同じボール続けない」東海大菅生打線を翻弄/西東京

拓大第一対東海大菅生 先発した拓大第一・岡部(撮影・佐瀬百合子)

<高校野球西東京大会:拓大第一10-9東海大菅生>◇20日◇5回戦◇スリーボンドスタジアム八王子

身長167センチの2年生左腕が大仕事をやってのけた。拓大第一(西東京)の岡部蓮投手が、優勝候補の第1シード東海大菅生に138球の粘投。9回14安打で9失点(自責6)で踏みとどまり、大金星を挙げた。

昨夏の悔しさを生かした。5回戦で日大三と対戦し、5回1/3を7安打6失点(自責5)で敗れた。2年連続で強豪校との対戦。投げ抜くために、打たせる投球を意識した。最速130キロ台前半の直球を軸に、スライダー、チェンジアップ、ツーシーム、フォーク、さらには90キロ台のカーブをびびらずに駆使。「真ん中にどんどん投げて、同じボールを続けませんでした」。度胸と緩急で、強力打線を翻弄(ほんろう)した。

0-3で迎えた4回、打線も強豪相手にひるまず猛攻撃を仕掛けた。打者一巡の猛攻で10得点。岡部はそのリードを必死で守った。4点リードで迎えた9回には、ジリジリと点差を詰められた。三ゴロで最後の打者を打ち取ったかと思えば、一塁手が失策して1点差に。「終わったと思ったので」と気を引き締め直して二ゴロに打ち取り、正真正銘の雄たけびを上げた。

目標の8強進出を決め、次は1年前に敗れた日大三。「投げるかわからないけど、出たら絶対抑えたい」。もう1度、大物を食う。【佐瀬百合子】

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