樟南が県勢最多となる夏21度目Vリーチ、2年生バッテリー「ダブル・ルイ」がけん引/鹿児島

鹿児島城西戦に先発した樟南・五反田(撮影・菊川光一)

<高校野球鹿児島大会:樟南2-0鹿児島城西>◇25日◇準決勝◇平和リース

樟南が鹿児島城西を2-0で下し、県勢最多となる夏21度目の甲子園出場にリーチをかけた。

2年生バッテリーの「ダブル・ルイ」が強力打線を封じてV王手だ。先発の背番号「18」右腕、五反田流星(るい)投手が、この日最速140キロ直球と約100キロカーブの緩急を軸に6回5安打無失点の力投。要所で投じた約120キロのスプリット、スライダーも効果的だった。

投手から転向して4月からマスクをかぶる篠原流依(るい)捕手の「投手目線」の配球もさえた。この日最大のピンチだった4回1死満塁では、息の合ったコミュニケーションで「ゴロでゲッツーの意識だった」(五反田)というスプリットで三直。さらに左飛でしのいでみせた。

27日の決勝は3季連続甲子園を目指す難敵神村学園が相手だ。当然投手陣の踏ん張りがカギになるが、五反田は「バットが飛ばない以上、守備を徹底したい」と投手有利とされる新基準の低反発バットへのメリットを最大限生かす覚悟でいる。篠原も「いい打者がそろうが、受け身にならないで0点に抑えたい」と意気込む。堅守から勝機を探る。【菊川光一】

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