【甲子園】延長11回大社・安松は手を挙げて「サード側に決めてきます」石飛監督/一問一答

早稲田実-大社 延長十一回裏大社無死一、二塁、代打安松はバントで内野安打(朝日新聞社撮影)

<全国高校野球選手権:大社3-2早実>◇17日◇3回戦

32年ぶり出場の大社(島根)が早実(西東京)を延長11回、タイブレークの末、サヨナラで破り、大社中時代の1931年(昭6)以来、93年ぶりの8強入りを決めた。島根県勢の8強は21年の石見智翠館以来3年ぶり。これでベスト8が出そろった。以下、大社・石飛文太監督(42)の一問一答は次の通り。

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-試合を振り返って

本当に最後までどうなるかわからない戦いの中、選手1人1人が自分の目標にぶれずに、ほんとに正面からぶつかって、この勝利を手に入れたと思ってます。

-最後馬庭選手が決めた

本当はもう1イニング早く馬庭に勝利をもたらしたかったんですけども、なかなかみんな一生懸命やってる中なんで、うまくいかないことも出てきます。本当にこの子たちの可能性、選手の、生徒の夢は無限大だなという風に思います。

-11回無死一、二塁でこの夏初出場の安松選手を起用

もちろん初出場だというのは分かっていました。ただ、あの場面で選手を集めて聞きました。『ここでバント決めれる自信がある者、手をあげろ』と。そしたら、安松は手を挙げて『サード側に決めてきます』という風に言ってくれたので、私は信じるだけでした。信じました。

-バントを見て

泣けてきました。

-馬庭選手が粘りの投球

そもそも今日投げること自体がもしかしたら厳しかったのかもしれません。先取点取って、追加点が取れるところで取ってやれなかった苦しさ。その中でミスもありながらですけど、失点を重ねてしまって。でも、本当にうちが磨いてきた、本当に大社らしい1点にこだわる野球、そしてタイブレークでの守備。この子たちがほんとに主体的に取り組んで、自分らの課題に向き合ってくれた結果が、まさかここで出るとは思いませんでした。

-9回は相手の奇策も。乗り越えての勝利

本当に早稲田実業さん、本当に素晴らしい学校で、強い学校、プロ野球選手を多く輩出しておられますし、本当にさまざまに勉強になるところが多い試合でした。途中から難しい試合になるよという風には言ってありました。ただ、何人かにはサヨナラで決めると言っておりましたので、なんとかもう執念の一言じゃないでしょうか。