【甲子園】関東第一が初の決勝進出 センター飛田優悟がバックホーム好返球で劇的ゲームセット

神村学園対関東第一 9回表神村学園2死一、二塁、玉城功大の打球を本塁への好返球で二走岩下吏玖を刺す飛田優悟(撮影・上田博志)

<全国高校野球選手権:関東第一2-1神村学園>◇21日◇準決勝◇甲子園

関東第一(東東京)が初の決勝進出を決めた。

1点リードの9回2死一、二塁。神村学園(鹿児島)の代打玉城の当たりがセンター前に抜けたが、定位置よりやや前に守っていた中堅手の飛田(ひだ)優悟外野手(3年)がバックホーム。「今までにない最高の球が来ました」という熊谷俊乃介捕手(3年)のミットの芯に吸い込まれ、タッチアウト。劇的な幕切れに大歓声が甲子園を包んだ。

飛田は「すごく良い球場なので、イレギュラーはないと思い切って前に行きました。強く投げた結果がノーバウンドになりました」と興奮しながら振り返った。米沢貴光監督(49)は「飛田は前の試合で詰めの甘いところがあった。それを最後、しっかりやってくれた。彼ららしい勝ち方でしたね」と喜んだ。

甲子園初登板の大後武尊投手(3年)が5回1失点でまとめ、6回からエースの坂井遼(はる)投手(3年)が力強くリリーフした。7回の味方の逆転劇には大後がベンチで涙を流す場面もあった。米沢監督は「最後っていう感じがしませんね。まだ続くような気持ちです。最後の試合を、でもその1試合を大事に、全てを出して、彼らと一緒に全力で戦ってみたいです」と決勝へ意気込んだ。

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