【U18】報徳学園・今朝丸裕喜は大学日本代表打線に2回無安打快投で自信「てっぺんを取れたら」

大学日本代表対高校日本代表 高校日本代表5番手の今朝丸(撮影・石井愛子)

<侍ジャパンU18壮行試合:高校日本代表1-7大学日本代表>◇28日◇ほっともっとフィールド神戸

今秋ドラフト1位候補のU18高校日本代表・今朝丸(けさまる)裕喜投手(3年=報徳学園)が、2回無安打無失点と快投した。「侍ジャパン U18壮行試合 高校日本代表-大学日本代表」で、6点ビハインドの8回から登板。最速148キロの直球を軸とした投球で格上の打線をねじ伏せた。中崎琉生(るい)投手(3年=京都国際)との先発2枚看板で、2大会ぶりの優勝を目指す第13回BFA U18アジア選手権(9月2日開幕、台湾)に臨む。

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6点リードを奪って大学日本代表打線が勢いに乗る8回、今朝丸はマウンドに上がった。すべて内野ゴロで3者凡退。たった6球で8回を投げ終えた。「ゼロで抑えられて、自分の持ち味であるストレートでファウルを取れたので、自信になった」。中軸との対決となった9回は先頭打者に四球を与えるも、後続を打ち取った。今夏甲子園1回戦敗退後は、投球フォームを固め、フォークを投げる際に腕の振りを速くするなど調整。2回無安打1四球無失点の快投で進化した姿を披露した。

兵庫・神戸市出身で西宮市内の報徳学園に通うプロ注目右腕にとって地元の球場。今夏の兵庫大会決勝では完封で優勝した思い出の場所だ。「慣れているので、バッターに集中しやすい」と語るマウンドで躍動し「自分が最後絶対に抑えないとダメだという気持ちでマウンドに上がった。抑えてすごい歓声を受けたので、良かった」と振り返った。

対戦して「すごさ」を感じた選手は、プロ注目の西川史礁外野手(4年=青学大)。「スイングが一番力強かったので、びっくりした」。西川の打席で、この日最速の148キロを計測したが、結果は四球だった。

小倉全由(まさよし)監督(67)は「良いボールを投げてくれていた」と評価。この日先発した中崎琉生(るい)投手(3年=京都国際)とともに「2人が先発でいける」と実感した。今夏の甲子園を制覇した左腕と、今春センバツで準優勝した右腕で、先発の2枚看板を形成する。

今朝丸はアジア選手権開幕前最後の実戦で「ストレートとコントロールが大学生相手に通用したかな」と手応えをつかんだ。大会本番に向け「1戦1戦勝って、てっぺんを取れたら良いんじゃないかな」と意気込みを新たにした。圧倒的な投球で、アジアチャンピオンに導く。【塚本光】

▼DeNA八馬スカウト部アマスカウティングディレクター 良いピッチングをしている。センバツ、夏の甲子園も見たけど、しっかりして来ているし、元々良い投手なので。

▼高校・高山(中村の152キロ直球を捉えるなど、チーム唯一の2安打)「大学生の方々は非常に速い球を投げて来た。ひるむのではなく、自分からしっかりと打ちに行くという姿勢が良かったのかな。アジアチャンピオンになりたい」

▼高校・間木(主将として試合後に所信表明)「私たちの世代の約13万人の高校野球部員を代表して、高校生らしく全力プレーで、6度目のアジアNo・1を取りたいと思います」

▼高校・石塚(4番で3打数1安打1打点で8回に右二塁打を放つ)「何番であろうと、チームのためにやっていきたい」

▼大学・堀井監督(高校日本代表について)「非常に力のある選手が多くて、高校生とは思えないしっかりとした体つきをしていた。緊張感を持って戦うことができた」

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