<秋季北海道大会小樽地区予選:北照5-4小樽双葉>◇22日◇1回戦◇北海道・小樽桜ケ丘
今夏南北海道大会4強の北照が、苦しみながらも逆転で小樽双葉を下し、秋の初戦を突破した。
先発のエース右腕・上野翔大投手(2年)が、4回5安打4失点で降板。5回を終わって0-4という嫌な流れを、2番手の右腕・島田爽介投手(1年)が、5回2安打無失点で食い止める。
打線は6回に2点、8回に1点を返し1点差まで迫ると、9回1死二、三塁で4番・鈴木遥翔内野手(2年)の右犠飛で同点。2死二塁で、代打・木田武杜(たけと)内野手(2年)が、左越え適時二塁打を放って勝ち越した。
公式戦初出場の初球を決勝打にした木田は「準備はしていました。みんながあきらめずに点を取ってくれたので、初球から思い切り振ろうと思っていました」と振り返った。
この日は引退した3年生のうち13人で組織された“北照野球部吹奏楽団”がデビュー。1カ月前に初めて楽器に触った野球部員と、2人の正規吹奏楽部員がコラボレーションして8曲を演奏し、後輩たちの逆転劇を後押しした。楽団長で、トランペットを担当した鏡稟太郎投手(3年)は「音を出すのに1日、音階にするのに全員2週間かかりました。コンクールには出ませんが、せっかくなので、(全道大会の)札幌ドーム(大和ハウスプレミストドーム)、センバツ甲子園など、行けるところまで行きたい」と威勢良く語った。