宮城の高校球児3選手が独立リーグへと羽ばたく。仙台商・石橋悠投手と小牛田農林・佐々木玄内野手はルートインBCリーグの福島レッドホープスへ、柴田・藤田大和投手(いずれも3年)は四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに入団する。新天地での成長、活躍を誓い、3選手とも『NPB入り』という目標に向かい歩んでいく。
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「世界一の負けず嫌い」を自負する藤田が、小学2年時から途切れることのない「NPB入り」、そして「日の丸を背負う選手になりたい」という夢実現へ意気込んだ。
「地元から甲子園に出場したい」。藤田が中学3年生の21年、春のセンバツに出場した柴田ナインに憧れ、同校で野球することを選んだ。「最後まで自分がひとりでグラウンドにいるくらいの気持ちで」をモットーに練習に励み、エースの座を勝ちとった。最後の夏の県大会は力投するも仙台育英に敗れた。それでも「悔いはなかった」。高校野球は幕を閉じたが「今でも引退した気持ちではない」。夏以降も仙台大に進学する鶉橋樹元主将とともに切磋琢磨(せっさたくま)の日々を過ごした。
独立リーグ入りを目指したのは「NPB入りを目指すなら、近い環境で野球を続けたい」という気持ちがあったから。ソフトバンクの3・4軍との対戦もある四国ILを新たな戦場として選んだ。
ルーキーイヤーからローテーション入りを目標に掲げる。「藤田大和が出たら勝てる!と思ってもらえるように勝ちを積み重ねていきたい」。練習の鬼が進化を止めずに、新天地でも腕を振るう。【高橋香奈】
◆藤田大和(ふじた・やまと)2006年(平18)10月24日生まれ、宮城県角田市出身。小学校2年時に野球を始め、角田中では軟式野球部でプレー。柴田3年時にはエースとして夏の県大会8強に貢献。177センチ、65キロ。右投げ右打ち。好きな言葉は「やればできる」。好きな有名人は吉川愛。好きな食べ物はカツオのたたき。