<高校野球京都大会:京都国際7-2西舞鶴>◇6日◇2回戦◇あやべ・日東精工スタジアム
昨夏日本一の京都国際が初戦を快勝。ノーシードから、2年連続となる全国制覇へ白星発進を決めた。
昨夏の甲子園胴上げ投手で、U18代表候補の西村一毅投手(3年)がベンチスタートとなる中、背番号10の酒谷佳紀投手(3年)が先発マウンドに上がった。3回までパーフェクトピッチング。4回に1点を返されるも、後続を断った。9回を投げきり5安打2失点で完投勝利を挙げた。
打線も初回に先制点を奪うと、2回には打者9人で4得点。5-1の6回には2点を追加してリードを6点に広げた。11安打7得点で粘る相手を退けた。
酒谷は最速145キロ右腕で、昨夏は京都大会を前に右肩甲骨の筋肉を肉離れ。日本一はスタンドで見守った。「ずっと後悔でしかない。自分も入りたかった」と歓喜の輪に入ることはできなかった。
今年は最後の夏。初戦で完投して勝利に導いた。「初戦で完投できたのでこれを糧に自信をつけて勝てるピッチャーになりたい。秋、春は悔しい結果に終わっている。チームとして戦ってもう1度甲子園に行って日本一を成し遂げたい思いが強い」と力強く話した。
今年は連覇を狙う戦いになるが、小牧憲継監督(41)は「今年は秋も春も全く結果が出ていない。どんな形でも勝ち続けることが成長につながる。連覇のプレッシャーよりかは、とにかく1戦ずつがむしゃらに貪欲に。きれいな形で『王者』という勝ち方じゃなくて、どんな形でもいいので相手より最終的に1点でも上回っていればオッケー」と戦いの中でさらに強くなっていく姿勢を見せた。【林亮佑】