<全国高校野球選手権:創成館3-1小松大谷>◇5日◇1回戦◇甲子園
創成館・森下翔太投手(3年)が開幕戦から奪三振ショーを見せた。夏の開幕戦で13奪三振以上は、80年に中条善伸(東北)が瓊浦から13個を奪って以来45年ぶり。夏の毎回奪三振は昨年3回戦で中崎琉生(京都国際)が西日本短大付戦でマークして以来98度目だが、開幕戦に限ると32年楠本保(明石中)以来93年ぶり4人目となった。
長崎県勢としても夏の1試合13奪三振は00年浜口優矢(長崎日大)が酒田南戦で記録した12個を上回る最多。長崎といえば76年に「怪物サッシー」と呼ばれた酒井圭一(海星)を思い出す。酒井は長崎県大会の島原中央戦で初回先頭打者から16人連続奪三振の快投などで騒がれたが、甲子園に乗り込むと5試合の奪三振数は7→9→8→7→9と2桁奪三振がなかった。【織田健途】
◆長崎県勢が開幕戦初勝利 長崎県勢は過去に春1度、夏4度の開幕戦出場で全て敗れており、初勝利。これで全国47都道府県のうち、春夏を通じ開幕戦勝利がないのは岩手県(春1度、夏2度の0勝3敗)だけとなった。
◆3年連続勝利 創成館が23年6-3星稜、24年1-0白樺学園に次いで3年連続初戦突破。夏の長崎県勢では71、72年海星、82、83年佐世保工、99、00年長崎日大、05、06年清峰の各2年連続を上回り、県勢史上初となった。