【甲子園】京都国際、夏連覇ならず 昨夏V投手西村一毅9失点「申し訳ない気持ちでいっぱい」

山梨学院戦に先発する京都国際・西村(撮影・白石智彦)

<全国高校野球選手権:山梨学院11-4京都国際>◇19日◇甲子園

夏連覇を目指した京都国際の挑戦が、準々決勝で終わった。

ともに甲子園で優勝経験を持つ山梨学院との対決で、初回に1点を先制。幸先のいいスタートを切った。

だが2回、エース西村一毅(3年)が相手4番の横山悠捕手(3年)に自身3度目の甲子園で初の本塁打を浴びて追いつかれる。さらに3連打で無死満塁。この大ピンチで三ゴロを打たせたが、三塁手の本塁送球が悪送球に。2点を勝ち越され、安打、犠飛でこの回計5点を失った。

西村は疲労の色が隠せない中、6回までマウンドを守ったが、7回に代打を送られ、6回9失点(自責5)で降板。昨夏、通算24イニングで1失点(自責0)と驚異的な好投で甲子園初制覇に貢献した左腕も、4強を前に力つきた。

試合後、西村は「自分が打たれて申し訳ない気持ちでいっぱいです。昨年の先輩がたに追いつく、連覇するという気持ちでここに帰ってきたんですが、最後は自分が打たれてしまった。昨年の秋、春と大事な試合で打たれてしまって、最後まで成長しきれなかったのが悔しいです」とくちびるをかんだ。それでも、誇れることを問われ「3年生18人と(高校野球を)甲子園で終われたこと」と顔を上げた。

アルプスの応援団へのあいさつ後、小牧憲継監督(42)から「これで終わりじゃない。次のステージでも頑張りなさい」と声をかけられた。すでに大学進学希望を固めている左腕は、大きくうなずいた。