<国民スポーツ大会・高校野球硬式の部:山梨学院10-4県岐阜商>◇30日◇準決勝◇マイネットスタジアム皇子山
山梨学院が2ケタ安打2ケタ安打の得点で、国スポ初優勝へ王手とした。
山梨学院の菰田陽生(はるき)内野手(2年)が、「7番一塁」で出場し、4打数4安打2打点と大暴れ。身長194センチ、体重100キロの大型二刀流は前日は2番に座り、3打数無安打から打棒を復活させた。
「まずは、ヒットを出す」と臨んだ第1打席の2回先頭には、右前打。先輩が先制に成功した直後の第2打席、3回2死三塁で、左前適時打を放った。「3年生たちからいい形でつなげられた」。この日、左右両方にHランプをともした。
5回2死二塁には、右中間を割る適時二塁打。前日2三振を記録したが、打順が下がっても、より集中力を高めた。今大会は7回制での試合で前日は2番で3打席、準決勝は先輩たちの健闘もあり、チームは2ケタ安打を記録。7番の菰田は4打席に入った。「打席数が少なくなるので、どれだけ集中して打席に入るかが大事」と振り返った。
吉田洸二監督(56)は打順変更について、「今日は菰田より、(前日先制V打の)7番宮川(真聖外野手=3年)がいいと思って、2番と7番を変えた。だけど、今日は(7回制での試合で)打線は何回も回った」と目尻を下げた。
新チームで菰田は主将に就任し、関東大会出場を決めたばかり。決勝進出に、菰田は「優勝して感謝の思いを伝えたい」と意気込んだ。