<高校野球秋季関東大会:専大松戸11-2文星芸大付>◇18日◇1回戦◇山日YBC球場
専大松戸(千葉1位)が文星芸大付(栃木2位)に7回コールドで圧勝した。 1-1で迎えた4回、2死二、三塁から柴田樹外野手(1年)の左前適時二塁打で勝ち越しに成功。この回、打者一巡の猛攻を見せ一挙6点で、試合の流れをつかんだ。
投げては3回から2番手としてマウンドに上がった小林冠太投手(1年)が、力のある真っすぐを軸に、打たれながらも要所でしめ5回を4安打1失点に抑える好救援で勝利につなげた。
小林はピンチにも、動じずに堂々と投げきった。「中学の頃は球数が多くて、三振ばかり狙いにいっていたんです」。専大松戸に入学後は、持丸修一監督(77)に「どんどん打たせていい」と、指導を受けた。「今はヒットを打たれても気にしない。ランナーが出ても全然ピンチじゃないと思って投げられるようになりました」。1年生とは思えないマウンド度胸を見せつけた。
先輩たちの声にも支えられた。小林がマウンドに上がると、後ろを守る2年生が声をかけた。「絶対に守ってやるから」。「打球は止めてやるぞ」。初めての大舞台。緊張のマウンドも「先輩たちがいたから投げられました」と、胸を張った。
次戦は、横浜-高崎商科大付の勝者と対戦する。もし横浜が相手なら、専大松戸にとっては、今春の春季関東大会で勝利した好敵手になる。持丸監督は「『2匹目のドジョウはいない』って言うでしょう(笑い)」と、いつも成功するとは限らないということわざにたとえ、ガハハと笑い「このチームがどれだけ力があるのか試せると思う」と、気を引き締めた。