<高校野球秋季近畿大会:近江9-1市尼崎>◇19日◇1回戦◇さとやくスタジアム
20年ぶりの近畿大会に乗り込み、センバツ初出場を目指す市尼崎(兵庫2位)が、近江(滋賀1位)打線に2ケタ安打を許し、コールド負けで初戦敗退した。
初回に2失点を喫し、1点ビハインドの5回に四球、右前打、死球で招いた1死満塁のピンチから連打で一挙4失点。先発の塩沢魁矢(かいし)投手(2年)が5回1/3 9失点、5回までに四球6、死球2と制球に苦しんだ。「四球が多く、守備からリズムが作れなかった」と塩沢。「立ち上がりは今後も課題。相手はローボールのきびしい球もきれいにミートして、スライダーも打てて誰もがいい選手だった」と振り返った。
試合中盤、椎江博監督(63)がベンチで「このまま終わって、ええんか」とナインにゲキを飛ばしたが、打線は1安打に終わった。
試合後、指揮官は「完敗です」とコメント。続けて、「守備ではいいプレーがあったのに、打者も投手も力んでいた。敗因は、指導できていなかった監督」と話した。
同校は、新たにヤクルトで指揮を執る、「ブンブン丸」の愛称で親しまれた池山隆寛監督(59)らが卒業生で、吹奏楽部は甲子園出場校の演奏応援を担う“演奏常連校”だ。