<高校野球秋季関東大会:佐野日大7-0駿台甲府>◇21日◇準々決勝◇山日YBS
佐野日大(栃木1位)が7回コールドで駿台甲府(山梨3位)に勝利し、13年以来の4強入りを果たした。元阪神の麦倉洋一監督(54)は「やることをやった結果。それに選手たちが攻めていけましたね」と、振り返った。
センバツ出場が決まれば、監督として初の甲子園出場となり、阪神引退後、初めて甲子園に戻る。「私個人にとっても、すごいうれしいことですが、選手たちがあそこ(甲子園で)プレーできる、というのが一番。自分はいるだけ。グラウンドでは何もできないですから」と、笑みを浮かべた。
今夏、栃木県大会では優勝候補に挙げられながらも3回戦で敗退。麦倉監督は新チームスタート初日、選手たちに言った言葉を今でも鮮明に覚えているという。「オマエたちは最弱だ。俺は技術的には何も言わない。これからじっくり体力をつけて、勝負は来年の夏だ、と言ったんです」。選手たちは麦倉監督の言葉に奮起。体力づくりに力を入れた。「チーム作りも守備を重点的にしたことで、少しずつ上向きになっていった」と、17年に監督就任8年目にして、甲子園の切符をつかもうとしている。「これからも泥くさく、いきますよ」とニヤリ。甲子園凱旋(がいせん)へ。頼もしい教え子たちに、期待した。