【高校野球】滋賀学園、サヨナラ勝ちで近江との滋賀対決を制す 2年連続のセンバツ出場を確実に

滋賀学園対近江 9回裏滋賀学園1死満塁 中野壮真は左適時打を放つ(撮影・石井愛子)

<高校野球秋季近畿大会:滋賀学園2-1近江>◇26日◇準々決勝◇さとやくスタジアム

滋賀学園が近江との滋賀対決を制して、2年連続のセンバツ出場を確実なものにした。

4回に内野ゴロで先制。先発の土田悠慎投手(1年)が6回に同点とされながらも粘りの投球を続けた。

1-1の9回。1死満塁から中野壮真内野手(2年)がサヨナラ打を放ち、試合を決めた。自らのバットで勝利を決めて号泣。「めちゃくちゃうれしかった」と白い歯をこぼした。

メンバー外も含めてでミーティングを重ねて意見をぶつけ合った。「どうやって負けないチームを作るか」。入学当初から選手が主体的に勝ちを追求してきた。

両校は滋賀大会の準決勝で対戦。延長タイブレークの末に近江が8-6で下していた。敗戦後には差を実感。「近江の方が実力が上。どう食らいついていくか。気持ちだけでも変えないと勝てない」と糧にした。

9回は1死から二塁打、申告故意四球、安打で中野につないだ。「つなぐ気持ちでした。チームがつないで、たまたま自分が打っただけ。チームみんなでの1勝」と謙虚に喜んだ。

山口達也監督(54)も「自分たち主導で全体練習のほかにもプラスしてやれている。成長していると思います」と感じている。

近畿大会では滋賀学園がリベンジを果たし、近畿一番乗りでセンバツ出場を確実にした。中野は昨夏、今春と2度の甲子園舞台をスタンドから見守り、「悔しかった」。今回は主力として、甲子園への可能性を近づけた。「まずは土台に立てた」と1つの目標である甲子園出場を手中におさめてホッとした表情をのぞかせた。

まだまだ大会は続く。「神宮を目指して気を引き締めていけたら」。同校初の近畿制覇へはあと2勝だ。

■近江・上田(9回途中2失点も滋賀学園にサヨナラ負け)「ストライク先行は良かった。打たれて悔しい。接戦でも勝てるピッチャーになりたい」

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